埼玉県羽生市、栃木県宇都宮市において、地域最大規模の振袖専門店です。

振袖 BLOG ブログ

振袖ブログ

振袖ブログFURISODE BLOG

振袖の歴史2023.09.28

振袖は、日本の伝統的な着物の一種で、成人女性が着用する華やかな着物です。今回は振袖の歴史についてご紹介いたします。

振袖は、江戸時代の中期に端を発しました。当時、女性の結婚年齢は比較的早く、15,6歳くらいで結婚することが一般的でした。そのため、15歳になった少女が初めて振袖を着て、結婚式で身を飾ることが習わしとなりました。また、振袖には七五三や成人式など、他の祭りや儀式にも着用されるようになりました。

明治時代になると、西洋文化の影響もあり、洋装も少しずつ広まってきましたが、振袖は着続けられ、昭和初期には更に普及しました。その後、振袖を一度借りて着ることが一般的になり、大正末期には貸衣装屋が現れ、振袖もビジネスとして確立していきました。

戦後、高度経済成長に伴い、着物の需要が減少する時期もありましたが、1970年代には「伝統」「エステティック」など、着物の価値観が再評価され、振袖も再び注目を浴びるようになりました。現代では、振袖は成人式のほか、卒業式や結婚式などのフォーマルな場面で着用されることが多くなりました。

振袖の歴史は古く、日本の文化が重要視されるようになるにつれて、また、新しい時代に合わせて少しずつ変化してきました。それでもまだ振袖は、日本の文化の象徴ひとつとして、多くの人々に愛されています。

成人式は一生に一度の特別な日です。素敵にお振袖を着て一生の思い出に残る素晴らしい時間を過ごして下さい。

TOPページへ戻る