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ママ振り大歓迎2023.05.26
ママ振りを家の娘に着せたいけど、どのようにすればよいですか?というお母様からの問い合わせが増えてきました。

成人式に近くなればなるほど、問い合わせがふえてくるのは毎年恒例の事ですけどね。
残念なことに、ママ振りを着たくてもきれない、もう少し時間があれば何とでもなったのにと、悔しい思いをした事がありましたので、本日はママ振りの注意点のお話しを致します。
高校三年生のお嬢様から、お正月あけたら成人式を迎えるお嬢様に向けて案内をしておりますが、ママ振りをお考えをお客様ほど、案内をスルーして、全く見ていません。
仕方ないですけどね。自分自身も間際になってやっと重い腰を上げるタイプなので、前もって準備をするのが苦手です。
学生の頃も予習は、ひとつもして無いなあ。
だから、そんなお客様との接客のときは、馬が合い話が盛り上がりますね。
そこで、ママ振りをお考えのお客様にお願いがあります。
成人式まであと半年、良い季節になりましたので、箪笥からママ振りを出して陰干しをしましょう。
大事な振袖です。大切に保管していたのでしょうが、樟脳やナフタリンのにおいがきつく、着ているお嬢様が、気分を悪くされる時があります。
ママ振りを一式お持ちください。
一式とは、振袖、長襦袢、袋帯、重衿、帯締め、帯揚です。ショールと草履・バッグがあれば、なおよいです。
また、和装小物は全部お持ちいただければ、必要なものと必要でないものと分けます。
お持ちいただいた、ママ振りをお嬢様に着装致します。着装が終わると、写メをとることをお勧めしています。お嬢様が客観的にみられることと、その着姿を一番楽しみにされているのがおばあ様だからです。一緒にいないときは、ライン等を利用して画像を送っています。
寸法が大丈夫か、振袖に汚れがないか確認いたします。
ママ振りをお召しになったお嬢様の不満が、帯や小物を変えたいとおしゃっることですね。
昭和から、平成を挟んで令和です。ここは、お母様にお願いをします。お嬢様の味方です。
帯や小物を変えて今どきのオシャレを提案すると、不満顔だっつたお嬢様が見る見るうちに、笑顔に変わっていきます。
前撮り写真撮影をいれて、5万円位から20万円位をお考えのお客様が多いいですが、ご予算にご希望があれば、それに沿うようにご提案いたします。

ご家族の思いが詰まった、ママ振りをお嬢様が着ていただけるのは、とても微笑ましいことです。
だから、気持ち早めに準備をしましょう。お手伝いは、お任せください。